とっしーの初詣
今年の初詣は、福岡の住吉神社へとお参りした。
子供の頃から初詣は実家の近くの香椎宮と決まってたんだけど、そこはそこで今後もお参りするとして、昨年から本気で願を掛けるのはどこがいいのか、霊験あらかたなる所にこだわって熟慮した結果、住吉神社がいいということになった。
どうやってそれを決めたかというと、話はこうだ。
福岡市内にある古来から霊験著しいと言われているお宮というと、筥崎宮、香椎宮、住吉神社の3社が挙げられる。
筥崎宮は、応神天皇を主祭神としているので、筥崎宮で願掛けをするということは、すなわち応神天皇にお願いするということだ。
一方、香椎宮は、その応神天皇の両親である神功皇后と仲哀天皇を御祭神としている。
ということは、筥崎宮よりは、香椎宮の方が格が上というふうにも言えなくもない。
ところが、香椎宮で祭られている当の神功皇后は、住吉の御神託により朝鮮出兵を行っていて、住吉の神様を篤く御信仰なさっていたのである。
以上のことから、
住吉大神 > 神功皇后 > 応神天皇
∴ 住吉神社 > 香椎宮 > 筥崎宮
となり、かくして私とっしーが選ぶ市内で最も霊験著しいと思しき神社仏閣に、住吉神社が選ばれたのだった。
そういえば、「源氏物語」の中でも、住吉の神様の御神託が物語の展開を大きく左右させたよね。
それくらい、平安時代の昔から住吉の神様というのは人々の深い信仰の対象だったということ。
福岡の住吉神社もその時代の筑紫国の一の宮なので、当時からこの地域の最も重要なお宮だったんだろう。
今でこそ全国に多数ある住吉神社の総本山は、大阪の住吉大社となっているけれども、元々の住吉神社の起源は、ここ福岡の住吉神社とも言われている。
そんな住吉さんに真面目におすがりすれば、御利益に預かれないことはないはず。
こうして、あまり信心深くなかったこの私が相当真剣に手を合わせて、著しい霊験が期待できる住吉神社へのお参りを始めたのだった。
昨年は、とある女性と二人でお参りしたんだけど、彼女がどういう願い事をしたかは知らないけど、自分は手を合わせながら住吉さんにこうお尋ねしてみた。
「住吉の神様、もしも隣にいる人が将来の伴侶となるべき人であるなら、私とこの人を結びつけてください。もしもそうでないならば、本当に自分にふさわしい人を紹介してください」
こういう縁結びの真面目なお願いごとは昔出雲大社で1回やったことがあったなぁ。
第1希望はこの人で、この人がだめなら第2希望はこの人で、それでもだめなら第3希望はこの人なので、どうぞよろしくお願いします・・・といった調子で頼んだんだけど、欲張りすぎたせいか聞き入れられなかった。
それ以来の具体的な縁結びに関する神様へのお願いだったのだが、回答期限を過ぎてもいまだに住吉の神様からの回答がない。
それでも住吉の神様をお慕いする私とっしーは、今年は1月2日、4日が仕事だったので、その代休を取った平日の昼間に今度は一人で訪れた。
去年の参拝は結婚相談所のカウンセラーさんへの相談みたいになっちゃったので、今年はもう少し真面目に住吉の神様に3つのお願いごとをした。
まず、昨年は体調を崩して全てを棒に振ったので、まずは自分自身の健康をお祈りするとともに、両親の無病息災をお願いした。
次に、就職して今の職場での仕事が一番不本意だったので、今年は仕事がうまくいきますようにとお願いした。
最後に・・・もう一度昨年からの引き継ぎ事項についてお尋ねしてみた。
「住吉の神様、去年の答えをまだいただいておりません。とにかく、今年は住吉の神様のお導きにより、私に最もふさわしい人と結ばれるようお力をお貸しください」
光源氏は自分が祈願したわけじゃなかったけど、住吉の神様のお導きでいきなり舟でやってきた明石の入道に連れられて、その娘の明石の君と結婚することになったけど、平成の光源氏は一体どういう展開になることやら。
自分も海の近くに住んでるんで、いきなり将来の義父が舟でやってきてお迎えにあがるってことは、ないだろうなぁ。
( 「とっしーの初みくじ」 へつづく )
10:22 PM in エッセイ, 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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